オーストリア~Austria

オーストリアといえばサウンド・オブ・ミュージックの世界が広がるザルツカンマーグート、チロル・アルプスの大自然など小さな国なのに見どころが満載で大人気の観光地の1つになっています。

現在のオーストリアは中欧の小さな国ですが、かつては広大なハプスブルグ帝国の中心として繁栄していました。中欧の創造的なエネルギーが首都ウィーンに結集したこともあり、ヨーロッパの偉大な文化的な中心となっています!
音楽を中心に文化大国としての歴史も有し、またオーストリアは美しく壮大な自然にも溢れた国です。高原には数々の湖が散在していてその美しさはヨーロッパでも他に見ることができないものです。
国民性もとてもおおらかでフレンドリー★
1度オーストリアを訪れるとまた何度も行きたくなってしまう魅力に溢れた美しい国です。

★☆おすすめエリア・見どころ☆★

ウィーン~Vienna

音楽の都、美術品の宝庫「ウィーン」!ウィーンは都市単独で一つの連邦州であり、ヨーロッパ有数の世界都市です。
クラシック音楽が盛んで「音楽の都」・「楽都」とも呼ば呼ばれています。

1278年、スイスの地方貴族だったハプスブルク家がウィーンに本拠地を移したことがウィーン発展の始まりと言われています。17世紀以降は中欧文化の集積地として、国際性豊かでユニークな文化が育まれていきました。現在ではドナウ川をはさんでウィーン市街の対岸には高層ビルが林立し、ウィーンの新しい顔となっています。

【シェーンブルン宮殿】
ハプスブルグ帝国時代の夏の離宮。ユネスコ世界遺産。宮殿正面の入口にチケット売場があり、宮殿内部のフランツヨーゼフ皇帝やエリザベート皇后の各部屋が見学できる。無料の日本語のオーディオガイド有。内部見学には部屋25迄(Imperial Tour)と部屋40迄(Grand Tour)の2種類ある。なお、王宮と共通割引のSisi Tickectがあるので、両者を見学する場合には経済的なので上手く活用したい。宮殿内部は壮麗であり、ハプスブルグ家の栄華が偲ばれる。なお、宮殿内部はウィーンきっての観光スポットのため、米国等からの集団旅行客のガイドツアーにぶつかると騒々しいので要注意。また、宮殿の背後にある広大な庭園は無料で散策できる。庭園形式は非常に美しく、丁寧に手入れされた木々の配列に沿って路が展開している。観光客用の馬車が走ってるので、接触事故だけでなく足元の落とし物(馬糞)にも気をつけたい。庭園には、ローマ遺跡やチロル庭園、日本庭園、動物園もある。温室の前にある日本庭園は日本とオーストリア友好で設置されたもので、茶室を再現している。しかし、あまりにも貧相かつ寂れていて観光客が落胆するのは必至なので、わざわざ遠出して見物する価値はない。また動物園は世界最初とも言われるほど歴史があるが、小規模かつやや貧相なもので完全に地元向けである。敷地内にはカフェが幾つかあるので足休めにはいい。ただし、カフェ・グロリエッテだけはただの飲食販売店であり、カフェと呼ぶにはおこがましい感じ。メニュー・味・接客のいずれも二流以下なのでお奨めできない。宮殿全体の敷地があまりにも広大なので、€5(1日乗車券)のパノラマトレイン(構内鉄道)を使用するのも一つ。


【ベルヴェーデル宮殿】
ハプスブルグ帝国オイゲン公の離宮。後にハプスブルグ家の所有を経て、美術館になっている。とりわけ、上宮の美術品のコレクションは、印象派や写実主義などが幅広く蒐集されており、非常に素晴らしい。上宮の美術品に関する日本語のオーディオガイドは別料金(3€ )。下宮の美術品はバロック作品。上宮と下宮は徒歩で10分ほど離れており、両者の間にフランス式庭園が広がる。上宮のコレクションの方が断然にレベルが高いので、時間がなければ上宮だけで十分。むしろ上宮は何回訪れても味わいが尽きない程である。


【美術史博物館】
最初は入口を探すのに戸惑うかもしれないが、重々しい扉を開けて入館する雰囲気は格別。2階は壮大な美術品コレクション。ルーブル美術館に匹敵する蒐集レベルの高さ。館内の建築様式も壮麗であり、宮殿を凌ぐと言っていい程の装飾は一見の価値が有り。


【ホーフブルク宮殿】
ハプスブルグ帝国時代の王宮。王宮の遺産や、エリザベート皇后に関する展示品がある。ミヒャエル門にチケット売場があり、ハプスブルグ家の銀器コレクション、エリザベート皇后の博物館(Sisi Museum)、皇帝と皇后の各部屋の3点がシリーズになっており、順路に従って見学できる。無料の日本語のオーディオガイド有。ハプスブルグ家の銀器コレクションには、金で覆われた銀器や磁器コレクションも含まれる。Sisi Museumは意図的に暗い照明であり、通路も狭いので盗難には注意。また、オーディオガイドの案内番号も暗いので見落とさないように。皇帝と皇后の各部屋は(シェーンブルン宮殿と比べて)公開室数は少ないものの、保存が綺麗であり質は高い。



ザルツブルク~Salzburg

ザルツブルクと言えば誰もが1度は見たことのある映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台として世界的に有名です★
またこの街はモーツァルトが生まれた街としても知られており、モーツァルトの生家や住居の博物館は毎日多くの観光客が訪れる人気観光スポットになっています。
その他にも古くから塩の交易で栄えた街だけあり 大司教の宮殿や大聖堂、そして城塞等、ザルツブルクには見どころが満載です♪
周囲の山並みも美しくアルプスハイキングや 湖水リゾート地帯、ザルカンマーグートへの足場として訪れる人も多く、特に夏場のザルツブルグ音楽祭期間中は世界中から多くの人が訪れています。


【モーツァルトの生家】
モーツァルトが生まれ、幼少期を過ごした家
開場時間 9:00~18:00 (17:30までの入館), 7月と8月は 19:00 まで開館
料金 大人 € 6.00, 若者 15-18 € 2.00, 子供 € 1.50


【ホーエンザルツブルク城塞】
ザルツブルク市街が見渡せる。非常に堅固な城塞の内部も公開されている人気の観光スポット★


【ザルツブルク大聖堂】
二つの塔を持つ、大きな聖堂。ザルツブルク旧市街のシンボル的な建物。1614年に再建されたもの。


【ミラベル宮殿】
映画サウンド・オブ・ミュージックにも出てくる美しい庭園を持つ。宮殿は結婚式場としても使われている。

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