十三陵は明代十三人の皇帝とその皇后達が眠るお墓です。東・西・北の三方を山に囲まれた北京市郊外に位置しています。中国に現存する最大の皇帝陵墓群であり、世界遺産。十三陵のうち、一般公開されているものは3つ(長陵・定陵・昭陵)です。陵は広大な敷地に点在していますので、ツアーなどでもなかなかすべてを周るものはありません。八達嶺万里に比較的近いこともあって、セットでツアーを組まれることも多いです。
敷地面積は凡そ10ha。十三陵を代表する最大規模の陵墓です。1409年から4年をかけて建造されました。十三陵の中で最も保存状態がよく、「享殿」は明の皇帝陵の中で唯一、今に残る陵殿です。
永陵には明代の第11代皇帝と、彼の3人の皇后が眠っています。その規模は長陵に次ぐものでありますが、残念ながら崩壊がかなり進んでおり、現在でも完全な形を保つのは「明楼」のみです。
明代の第13代皇帝と彼の2人の皇后の合葬墓です。彼は明代における在位期間が最長の皇帝でありますが、財をむさぼった暗愚の君主でありました。こちらは発掘された「地下宮殿(玄宮)」が有名。内部には柱もなければ梁もなく、天井は石で組まれています。最も高いところでは9.5mの高さを超えており、その技術は中国古代建築においても目を見張るものです。
明十三陵への入り口となっており、それぞれの陵墓へ向かうための参道となっています。約5kmに渡り、象や麒麟、龍、駱駝等の石像が建ち並ぶ。石像の動物達は中国で神獣と考えられていたようです。
施設名 | 明十三陵 |
住所 | 102213 中国北京昌平区燕山山麓 |
電話番号 | +86 10 6076 1422 |
定休日 | 無休 |
入場料 | 45元 |
営業時間 | 8:00-17:30 ※チケット売り場は16:30まで |
定休日 | 無休 |
入場料 | <04/01-10/31>30元 <11/01-03/31>20元 |
営業時間 | 8:30-17:30 |
定休日 | 無休 |
入場料 | <04/01-10/31>65元 <11/01-03/31>45元 |
営業時間 | 8:30-18:00 |
定休日 | 無休 |
入場料 | <04/01-10/31>30元 <11/01-03/31>20元 |
営業時間 | <04/01-10/31>8:30-18:00 <11/01-03/31>8:30-17:00 |
定休日 | 無休 |
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