ヴュルツブルク　
Würzburg        
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エリア：ロマンチック街道   ジャンル： 広場・公園   観光名所・旧跡   博物館・美術館   世界遺産   街並み・街歩き、散策

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8世紀に発展した見どころの多い古都、ロマンチック街道のスタート地点、そしてワインの美味しい街

8世紀に司教座が置かれた事により発展した古都。バイエルン州の北に位置する人口135,000強のバイエルン州4番目の規模を誇る都市です。世界遺産登録されているレジデンツや歴代大司教のマリエンベルク要塞、ノイミュンスター教会、旧マイン橋など素晴らしい建造物に囲まれた見どころ満載な美しい印象的な街です。

基礎情報

■場所：ドイツ連邦共和国、バイエルン州、ヴュルツブルク市
■ヴュルツブルク観光局：Falkenhaus, Marktplatz 9
97070 Würzburg
■営業時間：1月−3月：月−金10:00〜16:00、土10:00〜14:00
　　　　　　4月−12月：月−金10:00〜18:00、土10:00〜14:00（8月−10月：〜15:00）　　　　　　
■TEL：0931 372 398
■FAX：0931 373 952
■Email：falkenhaus@wuerzburg.de
■URL：http://www.wuerzburg.de/en
■その他：各種チケット予約は　TEL：0931 372 398 ／
FAX：0931 373 652

見どころ

■ヴュルツブルガーレジデンツ■　Würzburger Residenz

ヴュルツブルクレジデンスは、1719年に建設が開始されたバロック様式の宮殿です。この宮殿が他のヨーロッパ諸国の宮殿と大きく違う点はこの宮殿を司教座に置き、歴代の7名の領主司教たちがここに居城し統治していた事にあります。元々領主司教は丘の上に立つマリエンベルク要塞に居住を定めていましたが、ヨハン・フィリップ・フランツ・フォンシェーンボルンが権力を不動の物にするために街の中にこの宮殿を建設したというわけです。外観は1744年に完成しますが、内部はその後も工事が続き、完全なる建設の終わりは1781年でした。この宮殿はドイツ・バロックの大傑作の一つとしてベルサイユ宮殿やウィーンのシェーンブルン宮殿に匹敵する素晴らしき建築物と言えるでしょう。世界に於いても珍しい個性的で新鋭的なバロック様式の設計が高く評価され、この宮殿はユネスコの世界文化遺産に指定されました。世界遺産に選定された最大の理由は入り口ホールに描かれた世界最大600㎡の天井に描かれたフレスコ画です。600㎡もの面積の天井を設計した建築家ノイマンは正に天才と言えるでしょう。他にも漆喰が見事な「城の間」、織物が貼ってある壁が見応えのある「謁見の間」、ベネチアガラスで出来たシャンデリアが目を惹く豪華絢爛「皇帝の間」、漆喰、金箔、エナメルで描かれた4大陸が素晴らしい「鏡の間」、中だけではなく美しい庭園も忘れないで頂きたい！とにかく見どころがギュッと詰まった世界遺産に登録されているのにも納得する素晴らしい創りの宮殿です。


●時間：4月−10月：9:00〜18:00、11月3月：10:00〜16:30（閉場時観の30分前までに入場する事）
　　　※庭園は暗くなるまで入場出来ます。（最長20:00まで）
●休日：1月1日、12月24、25、31日
●入場料：大人：€7.50、17歳以下の子供・学生・15名以上の団体：€6.50

■旧マイン橋■　alter Mainbrücke

1476年から1703年まで建設された旧市街からマリエンベルク要塞への通り道で1886年までマイン川に架かっていた唯一の橋。橋には聖人の彫像12体が並んでおりこれらは1730年頃から設置され始めました。橋からの眺めは「ヴュルツブルクそのもの」で、マイン川、ブドウ畑、マリエンベルク要塞の美しい景観を一望出来ます。

■マリエンベルク要塞■　Festung Marienberg

この要塞の歴史は大変古く、それは紀元前1000年頃のケルト人の時代まで遡る事が出来ます。6世紀のフランク人到来までは礼拝所として使用されていました。要塞内にはドイツ最古の教会の一つ、円筒形の聖母マリア教会（706年頃建設）があり、その他にも円柱型の主塔（1200年頃建設）、ハ角形の建物や太陽の塔、聖キリアンの塔など塔が多く立っています。1572年になると当時の領主司教はルネサンス様式に新築と改築を行いました。砲台や武器庫なども数多く残っており砲台からの眺めは風光明媚を堪能出来ます。

■ノイミュンスター教会■　Neumünster

ヴュルツブルクにキリスト教を伝えに来たアイルランドの聖職者、聖キリアンとその使徒たちが殉職を遂げた場所に1057年建てられた神聖な教会です。地下には聖キリアンのお墓があります。バロック様式の会堂や大きな丸屋根は18世紀以降に改築されたものです。1945年3月、この教会は第二次世界大戦により大きな損害を受けますが1950〜61年にかけて元の姿により忠実に再建されました。

●住所：Domerpfarrgasse 10, 97070 Würzburg
●時間：月-木6.00〜19.00（金−日7.00〜）
●TEL：0931 3866 2800
●FAX：0931 3866 2899
■Email：dompfarramt@bistum-wuerzburg.de
●URL：http://www.neumuenster-wuerzburg.de

■聖キリアン大聖堂■　Dom St. Kilian（Würzburger Dom）

ヴュルツブルクの聖キリアン大聖堂はキリスト教を伝えに来たアイルランドの聖職者、聖キリアンに捧げられたローマカトリック教会です。大聖堂はヴュルツブルクの教区の聖公会です。105mの2本の塔持つこの大聖堂はドイツで4番目に大きなロマネスク様式の教会建物で、ドイツにとって大変重要な建築物です。見どころは、身廊の柱に並ぶ歴代司教の墓碑です。中でも彫刻家リーメンシュナイダーが赤大理石に彫り上げた司教領主シェーレンベルクとビブラの墓碑はは見ものです。

●住所：Domstraße 43, 97070 Würzburg
●時間：月−土9:30〜17:30
●TEL：0931 3866 2800
●URL：http://www.dom-wuerzburg.de

■聖母マリア礼拝堂■　 Marien Kapelle

1377年に建設が開始された聖母マリア礼拝堂はゴシック様式の建物です。その大規模の建物にもかかわらず、主任司祭がいないという理由で教会ではなく礼拝堂とされています。この礼拝堂の建つ一体は14世紀までユダヤ人街でした。この礼拝堂の場所も元はシナゴーグが立っていましたが、ユダヤ人の迫害の間に破壊されてしまいます。そして約100年間の廃墟の後に、この歴史を償うと言う意味でこの礼拝堂が建てられたのだそうです。

●住所：Marienplatz 7, 97070 Würzburg
●時間：月−金9:30〜19:00、土9:30〜18:00
●休み：日
●TEL：0931 3866 2800

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エリア
ロマンチック街道
住所
Congress-Tourismus-Wirtschaft,Am Congress Centrum 97070 Würzburg
TEL
0931 372 335
FAX
0931 373 652
marker 目的地
■鉄道：フランクフルト中央駅よりICEで約1時間10分（直通） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミュンヘン中央駅よりICEで約2時間15分。（直通）