初めてのラスベガス?

やっぱりカジノといえばラスベガス。
これは未だに普遍的なイメージでしょう。

そんなラスベガスのカジノへ行くにしても、「初めてだからめっちゃ不安なんですけど。」
「カジノって独特のルールなんでしょ?ラスベガスだから綺麗なドレスが必要なんでしょ??」
とお思いの初心者の方もいらっしゃるでしょう。でもちょっと待ったです!

ラスベガスでも昔とは全然違っていて、今は誰でも簡単に楽しめるものとなっています。
そういった不安や疑問を一気に解消できればと考え、このページではラスベガスのカジノについてのルールや遊び方をズラッとまとめてみました。
初めてラスベガスのカジノへ行く方は、その前にぜひ参考にしてみてください。
きっと何かの役には立つと思います。

基本ルール&マナー

ラスベガスでのルールやマナーを覚えることは、そのまま“遊び方”にもつながります。


・入場制限について
ラスベガスは、法律で21歳未満の入場は禁止されています。
ドレスコードについてはある程度のスマートカジュアルや軽く着崩したようなフォーマルな格好が望ましいですが日本人のおしゃれセンスで行きましょう。
年齢確認されることがあるため、どこのカジノに行こうが必ずパスポートは持って行きましょう。


・写真撮影は禁止。
カジノの店内では、どこのカジノだろうとも基本的に写真撮影は禁止されています。
どうしても思い出として撮りたければ入口前のロビーで撮るか、スロットマシンなど他の客が映らない場所で撮影しましょう。
カジノではプライバシー保護のために、原則として写真撮影を禁止しています。
もし不明瞭な点があれば、ディーラーや従業員に確認してみましょう。


・営業時間
ベガスのカジノは、ほぼすべてが24時間年中無休で営業しています。
暇になった時、観光したあとなど時間を選ばないのがカジノの特徴です。


・ミニマムベット
最低賭け金。要はそのゲームに参加するための、最低必要ベット額のことです。
カジノや地域によって、上限額は変動します。
ゲームに参加する前に、そのテーブルのベット金額を確認しておくようにしましょう。
大抵は、テーブルの横の方に表示されていますが、ディーラーに確認してもOKです。
ちなみにブラックジャックのミニマムベットを地区別で言うと、ストップ通りが平均5ドル、ダウンタウン地区などは3ドル。稀に人気のあまりないカジノでは1ドルなどの最低価格でのベット額も存在しています。
もっとも安くから遊べるのはスロットで、1回1セントとか、25セントで楽しめます。
また、逆にミニマムベットが高いのはバカラが多く、25ドルや、高級なカジノでは50ドルなどがあります。


・ディーラーや従業員へのチップ
ディーラーへのチップには相場などはなく、基本的にはそのプレイヤーの気持によります。
大抵は、勝っても負けても席を離れるときに1~5ドル程度をあげるのがマナー。
ディーラーにチップを上げる方法は、ベガスでは2パターンあります。
「1つは直接渡す」ものと、もう一つは「渡すチップの金額の半分を次のゲームにベットする」もの。
チップをベットするとは、つまり勝ったらあなたの利益も大きくなるという意味合いがあるそうですが、ディーラーは絶対に不正行為を働かないので(厳重に処罰されます)、ほとんどの場合気分の問題となります(笑)
普通は直接チップを渡すのが主流ですので、初心者はそちらをした方が無難。
また、勝負に大きく勝った場合は、5ドルや10ドルなどその時の勝った金額に応じてチップの金額も上げるようにしましょう。
渡すときはテーブルに置いてから上げるのがマナーです。
直接の手渡しは厳禁なので気をつけてください。
また、カクテルウェイトレスなど無料のドリンクサービスを配っている従業員には、ドリンクを持ってきた際に1ドル程度を上げるようにします。
ウェイトレスはチップも大事な収入源となっているので、カジノでは大切なマナーとなっています。


基本的にはこれら5つが主なルール。
ラスベガスのカジノでは、特にチップへのマナーが大事。それがラスベガスのカジノでの遊び方となります。
また、これらのルールやマナーを覚えるために、一度店内を観察して見ることをオススメします。
ラスベガスのカジノは入場料が無料なので、入るだけでも全く問題ありません。
初心者のかたは、まずその場の空気に触れ、お客さんがどの様にカジノを楽しんでいるのか感じてみましょう。
それだけでもだいぶ面白いと思います。

*子供に関しては、たとえ大人と一緒でもカジノでは立ち入り禁止とされていますのでご承知の上で行動なさってください。

ラスベガスカジノでの両替レート


ラスベガスへ行った際、日本円からドルへ両替するのは常識ですね。
もちろん日本で両替するのもアリですが、それよりも現地で両替したほうがちょっぴりお得です。
まず空港での両替所。ラスベガス空港には第2ターミナルに両替所があるのですが、ここのレートはラスベガス内でもすこぶる悪いです。
1ドル買うのに、平均して10~14円程度高いことがあります。
もっともレートが有利に働くのは、やはりカジノの両替所。
カジノの両替所は、空港とは違ってサービスの一貫。なので、それほど人件費や場所代もかからないので、手数料も低く見積もることができます。
もっとも良いとされるのは「ベラージオ」。 ベラージオは、ラスベガス内でも一番レートが低く、空港と比較して大体10円くらい低いです。

カジノで使える通貨はドルが基本です。
そのためドルでの軍資金をどれだけ確保できるかが、ラスベガスのカジノを楽しむためのポイントとなります。
ちなみにラスベガスの空港やカジノにある両替所で表示されているレート表示は、「1ドル何円」ではなく、「1円何ドル」という計算となっています。
読み方はその数字を逆算すると、「1ドルいくら」というような読み方になります。

ラスベガスカジノで知っておくといい知識


その①:ラスベガスで使う言葉は英語か日本語か

この疑問は意外と多いのですが、常識的に考えて英語のほうが一般的です。
確かにカジノホテルでは、スタッフやホスト、ジャンケットなど多数の日本語対応の従業員がいますが、実質VIP相手であることが多いです。
あとは、コンプ(特別招待で)が多い常連客などの専属だったり。
なので、基本的にはカジノでもホテルでも、英語を使ったほうがいいでしょう。

しかし近年では、一般のゲスト相手でも親切に対応してくれる日本語スタッフが増えてきています。
一昔前は電話での問い合わせもアメリカ人スタッフが対応していましたが、今では普通に日本人スタッフが対応してくれる場合も。
とにかく、行く前に一度滞在予定のカジノホテルへ問い合わせて見ることが大事です。

その②:初めての人にも易しいカジノレッスン

カジノレッスンとは、その名の通りカジノでの立ち振舞やルール、マナーなどをレクチャーしてくれる、体験教室のようなもの。
ラスベガスのカジノでは、本物のディーラーによる丁寧な指導で、初心者でも安心してカジノを楽しめるように、毎日決まった時間に開催しています。

ほぼすべてのカジノホテルで、無料のレッスン教室が開かれているので、一度パンフレットやガイドブックを参照してみましょう。

また、フラミンゴホテルでは、日本人ディーラーによる日本語での無料カジノレッスンが行われていて、特に初めてラスベガスを訪れる日本人には好評となっています。
しかもこのレッスンに夫婦で参加すると、カジノ内で使えるチップが50ドル分、無料で貰うことができます。

ちなみにフーターズでも「日本人による日本人のためのカジノレッスン」が行われていましたが、現在では終了しているので、今のところ日本語でカジノレッスンを受けられるのは、このフラミンゴホテルのみとなっています。他のホテルでもチェックしてみましょう。

その③:チップの色や種類

カジノで使うチップには、色や数字が刻まれています。
これは、「数字はそのチップが持つ金額」であり、「色はそれを把握する。またはチップの種類を半別する」という意味があります。
つまり、チップを購入したりカウントするときは、「ブルー何枚?」などと表現したりします。

また、テーブルによって専用のチップがあり、その判別にも使われます。
色での種類分けは、金額の判断よりもこのチップが使えるゲームの種類は何か?を分ける意味合いが強いです。

さらに、チップ自体にも種類があって、それは換金できる一般的な「マネーチップ」、換金できずゲーム専用の「ノンネゴチップ」といった、おおまかに2種類に分けることができます。
こちらも大半は色で区別されますので、詳しいことはそのカジノで説明を受けると良いでしょう。

その④:カジノでの税金について

法律関連であり少々つまらないかもしれませんが、あなたの財布にも関わりかねませんので一応お読みください。

2012年現在、ラスベガスで1200ドル以上の高額賞金を獲得した場合、各自で確定申告書を居住する国の政府に申請する必要があります。
2005年までは、払い戻しする際に強制的に獲得賞金額の30%を源泉徴収としてカジノ側に天引きされました。

現在では日本との盟約のお陰でそのルールはなくなり、代わりに日本へそのプレイヤーがいくら儲かったのかを知らせる義務が課せられています。
つまり、高額の所得が発生したときは、一時所得扱いとなり、課税の対象となるということです。
ラスベガスから直接日本の税務署へ連絡が行くので、脱税はできません。

ちなみに一時所得の納税額の計算では、50万は特別控除額となっているので、50万以下の利益の場合は払う必要はありません。
それ以上である場合は、50万から投資額を差し引き、はじき出された金額が納税額となります。

その⑤:スキャンダラスなカジノ王テッド・ビニオン

ラスベガスには「ベンジャミン・シーゲル」「ハワード・ヒューズ」「スティーブン・ウィン」など数々のカジノ王がいます。
その一人であり、またかなりのスキャンダルを生んだのが「テッド・ビニオン」その人です。

そんなテッドの世界的な大スキャンダルと言えば、1998年に起こった「疑惑の死亡事件」
当時妻と子がいたテッドですが、ラスベガスのショーガールとして働いていたサンディを気に入り愛人関係を結びました。
そして妻とは離婚し、サンディとの同棲生活へ。
と、同棲もつかの間、テッドが謎の死を遂げます。
もちろん第一容疑者には、財産目当てと疑われたサンディが。
しかし真相は・・・

といった内容です。
かなりざっくりとした説明ですが、そういったミステリーな最後を遂げたカジノ王として、現在でも話題となっているのです。
バラエティー番組でも取り上げられ、カジノを知らない人々も、日本では彼の名前は知っているってい人も多いのではないでしょうか?

実はこの事件、「セックスと嘘とラスベガス」というタイトルで映画化もされています。
事件の真相もお分かりになると思いますので、気になる方は今すぐTSUTAYAへと。

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