エリア:中心部 ジャンル: 広場・公園 観光名所・旧跡 イベント 市場 街並み・街歩き
観光の特徴: 出会い カップル ファミリー 子供連れ シニアマドリードの他の場所と比べると驚くほど静かなマヨール広場。1619年に完成したこの広場は、広さ94メートル×129メートルとヨーロッバで最大の広場の1つです。フェリペ3世の王政時代に建設され、中央にはそれを記念してフェリペ3世の銅像が配置されています。
建設当時、広場や近隣の通りには、マドリード近郊の街から刃物商や肉屋など様々な商売人が集まり、市場を形成していました。過去3度の火災によって、周りの建物が焼失した歴史があり、その都度改装工事を施してきました。1790-1854年にかけて、現在の元となる形となる大規模な復興作業が行われ、現在の形になったのは1953年です。広場で最も古い建物は、北側にある時計の付いたカサ・デ・パナデリア(パン屋の家)です。1590-1599年にかけて建設され、壁にはマドリードに関連する神話の神達のフレスコ画(女神シべーレス、女神プロセルピナ、オリュンポス十二神ディオニューソスやキューピットなど)が描かれていて、観光客に人気のスポットで。現在は観光オフィスとして使用されています。
かつては王族の公式行事や、行政儀式、闘牛、祭り、拷問や宗教裁判の焚刑などが行われ、イベントの際には、周りを取り囲む住宅のバルコニーからその様子を眺めることが出来ました。現在でも多くのイベントが開催され、サルスエラと呼ばれるスペイン伝統の小規模歌劇(17世紀、スペイン王の離宮サルスエラ館で演じられたことが起源)やコンサートの開催、サッカースペイン代表の試合のパブリックビューイングなど、多くの人々が集める広場です。
日曜と祝日の午前9時から午後2時には、切手や古銭・貨幣が並ぶ蚤の市が開催されたり、スペイン各地の物産展の開催、12月には1860年から続くマドリードの最も伝統的なクリスマス市場が開かれ、エル・べレンと呼ばれるイエス・キリストの生誕を表現した飾りが、クリスマスの飾りつけとしてたくさん売られており、クリスマスの風物詩として地元民のみならず、観光客も楽しみにする市場となりました。
(写真:トリップアドバイザー提供)
(写真:トリップアドバイザー提供)
(写真:トリップアドバイザー提供)
施設名 | Plaza de Mayor |
住所 | C/Gerona, 4, 28012 Madrid, Spain (Centro) |
アクセス | 地下鉄「Puerta del Sol」駅から徒歩およそ5分 |
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