ポルトガルの治安

ポルトガル共和国は、ヨーロッパの中では犯罪発生率の低い国の一つと言われています。しかし、経済問題を背景に、特に大都市圏(リスボン、ポルト、ファロ等の観光地)では、凶悪暴力犯罪の増加、さらにスリやひったくり等の財産犯も増加するなど、治安は悪化傾向にあります。
犯罪被害に遭わないためにもしっかりとした知識を身に着けポルトガルを思いっきり楽しみましょう♪

よく起きている被害例

置き引き・スリ

【よくある被害一例】
・レストランやカフェで座った時、荷物が目から離れた瞬間に置き引きに遭う
・お買い物に集中している間にスリに遭う
・美術館で絵画や作品に集中している間にスリに遭う
・空港や駅で荷物から目を離したすきに置き引きに遭う

【防止策】
・地下鉄や空港のロビーなど人が大勢いる場所では荷物から目を離さない
・航空券やパスポートなどの貴重品はホテルのセーフティボックスに預けておくとよい
 (パスポートはコピーを持ち歩くとよい)
・大金を持ち歩かない。現金は必要最低限にする
・かばんは完全に口の閉じるタイプのものにする
・お財布などの貴重品はかばんの奥、または内ポケット等外から見えにくいところにしまう
・現金とクレジットカードを別々にして持ち歩く

ATMでの被害

【よくある被害一例】
・ATMをしようしている最中に2名以上の子供/若者が近づいてきて寄付をつのる紙を見せてくる。その間にもう一人がATMを操作しお金を引き出し盗まれる。

【防止策】
・ATMを使用する際に近くに人がいないか買う忍してから利用する
・人通りの多い場所にあるATMを使うようにする
・ATMを使用中に不審な人物を見つけたらすぐにキャンセルボタンを押し使用を中止する
・現金を引き出したらすぐにしまう

貴重品紛失・盗難時の対処法

パスポートやお財布などの貴重品を紛失してしまった、または盗難に遭ってしまった場合の対処法をご紹介します。
万が一紛失・盗難に遭ってしまった場合、パニックにならず落ち着いて行動できるよう予め知識を付けておきましょう!

【クレジットカード】

ただちにカードを停止するためカード会社へ連絡してください。パスポート、警察で作成する盗難・紛失証明書、またカードの番号と有効期限がわかっていれば即日~数日で再発行可能なカードもあるので確認するとよいでしょう。万が一の紛失や盗難に備えて手持ちのクレジットカードのカードのカード会社の緊急連絡先、カード番号、有効期限は必ずメモをしてお財布とは別にして常に持ち歩きましょう!

【トラベラーズチェック】

指定の緊急連絡先にすぐに連絡しましょう。盗難・紛失証明書とパスポート、購入控えを持ってT/C発行会社の支店に行き申請し受理されるとだいたい1日~数日で再発行されます。申請には盗難・紛失したT/Cの金額と番号も必要なので番号や緊急連絡先はクレジットカードの緊急連絡先と同様にメモしておきましょう。

警察で「盗難・紛失証明書」を作成してもらう

盗難・紛失証明書は航空券やパスポート、クレジットカード・トラベラーズチェックを再発行する際に必ず必要になります。また稀ではありますがお財布や現金などの貴重品が見つかった際の連絡手段にもなります。
盗難・紛失した際は最寄りの警察署で作成してもらいましょう。

【航空券】

まずは警察署にて盗難・紛失証明書を作成してもらいましょう。航空会社や航空券によって手続き方が異なる場合があるため航空会社に連絡をして確認するのが良いでしょう。万が一にの場合でも速やかに対処できるように航空券のコピーや航空会社の連絡先を控えておくのがおすすめです。

【パスポート】

パスポートを紛失した場合、韓国の日本大使館で再発行してもらいます。盗難・紛失証明書が必ず必要になります。予めパスポートのコピーを持ち歩くと万が一の場合でも速やかな対処ができるでしょう。詳しい申請方法・書類はこちらでご確認ください

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