宗廟　（종묘　チョンミョ）

宗廟　（종묘　チョンミョ）

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エリア：明洞周辺 ジャンル： 世界遺産古宮・王宮

写真ギャラリー（8枚）

世界遺産古宮・王宮

朝鮮王朝歴代の王と王妃、およびに没後に位を贈られた王と王妃の神位(位牌)が安置されている、王室の霊廟

朝鮮王朝歴代の王と王妃、およびに没後に位を贈られた王と王妃の神位(位牌)が安置されている、王室の霊廟です。1395年に建設されて以来、毎年この宗廟で宗廟祭礼儀式をはじめとした様々な儀式が執り行われています。李朝時代の建築物の中で最も整然としており、とても神聖な場所です。
総面積は56,503坪（約186,000平方ｍ）ととても広く美しい自然と建物をゆっくりと見学できます。その素晴らしい建築様式と歴史性の高さを評価され1995年にはユネスコ世界文化遺産として登録されています。

宗廟の主な見どころ

外大門(ウェデムン)

宗廟の正門です。他の古宮の正門に比べ構造形態がとても簡潔で品があります。。間口３間の「平三門」という造りで、正門の左右は宗廟を囲む石塀とつながっています。蒼葉門はもともと前面中央にあった階段で上り下りできるようになっていましたのが日本統治時代に行なわれた道路工事で地中に埋まってしまい、現在は基壇のみ残っています。
※写真：トリップアドバイザー提供

神香路（シンヒャンノ）、御路（オロ）、世子路（セジャロ）

外大門を抜けると前方に道が広がります。中央・左右の３部分にそれぞれ薄石が敷かれており、真ん中の薄石が左右に比べて少し高くなっているのがわかります。この3つの道にはそれぞれ意味が込められており東側を「御路」(王が通る道)、西側を「世子路」(皇太子が通る道)、そして真ん中は「神香路」(神が通る道)となっています。
※写真：トリップアドバイザー提供

中池塘（チュンジダン）

池の周囲の四角い囲みは「大地」を、中央にある円形の島は「空」を意味し、この両方が調和することで平穏な世になるという願いが込められて1443年に造られました。中池塘に蓮の花がなく、周辺にも花の咲く木が植えられていないのは、祭礼空間であるからと言われています。
※写真：トリップアドバイザー提供

正殿（チョンジョン）

宗廟の中心をなす建物で国宝第２２７号。単一の木造建築物としては世界最長(総101m)を誇っています。このように建物が長い理由として、朝鮮王朝が続き奉安する歴代王の位牌が増えたことで、幾度にわたって建物を横に増築したからであると言われています。各部屋の扉「板門」は祭礼儀式以外の時間は扉が閉まっていますがよく見ると隙間がある造りになっています。これは魂が自由に出入りできることや、内部の湿度を調整するためです。
※写真：トリップアドバイザー提供

料金

大人(19歳以上)	1000ウォン
子供(７～18歳)	500ウォン
6歳以下	無料

基本情報

住所	ソウル特別市鍾路区鍾路 157
住所(韓国語)	서울특별시 종로구 종로 157
電話番号	02-765-0195
日本語	一部スタッフ可、日本語パンフレット・無料ガイドあり
営業時間	(土曜日のみ)２～５月、【９～10月】 9：00～18：00、【６～８月】 9：00～18：30、【11～１月】9：00～17：30　※土以外はガイドによる時間観覧制
休業日	毎週火曜日　※公休日は開館（10/3無料）
ＨＰ	http://jm.cha.go.kr/
アクセス	地下鉄1号線鍾路3街(チョンノサムガ、Jongno3(sam)-ga)駅 11番出口徒歩3分