1992年にオープンした国立古宮博物館は、朝鮮(AD1392-1910に朝鮮半島を支配していた王朝)時代の宮中で使われていた貴重な物品を文化財として保存・展示している博物館です。景福宮・昌徳宮・昌慶宮・宗廟などに分散し埋もれていたこれらの文化財を約4万点あまり所蔵しています。 ここに来れば朝鮮王室の歴史と文化を一気におさらいできてしまう博物館ですよ!「国立古宮博物館」は、徳寿宮(トクスグン)内にあった「宮中遺物展示館」が移転し、2005年8月15日、景福宮(キョンボックン)内の旧国立中央博物館跡にオープンしました。
国王の権威と正統性を示す象徴物やさまざまな記録物を展示。昌徳宮(チャンドックン)の瑄源殿(ソンウォンジョン)内にある御真の奉安室や、閨章閣(キュジャンガッ)王室図書館を再現したコーナーも見どころとなっています。
※写真:トリップアドバイザー提供
こちらでは宮廷の扁額や天蓋などを鑑賞できます。景福宮(キョンボックン)、昌徳宮、徳寿宮(トクスグン)、慶煕宮(キョンヒグン)、昌慶宮(チャンギョングン)といった朝鮮王朝の五大王宮をはじめとする王宮建築の歴史と特徴が分かる資料や宮殿建築遺物が展示。
※写真:トリップアドバイザー提供
王族が身に付けていた華麗な衣服や装身具、家具などが展示されています。家具や衣服などなじみのあるものが展示されているため、朝鮮王室をより身近に感じることができる展示室です。
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1897年、清による冊封体制から独立し、1910年からの日本統治時代に至るまでの短い時代の遺物が展示されています。
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国王の肖像画や、王室の権威を現す象徴物であった華麗で荘厳な装飾屏風、行事ごとの様子を描いた宮中記録画などが展示されています。
※写真:トリップアドバイザー提供
名称 | 国立古宮博物館 / クンニッコグンパンムルグァン국립고궁박물관 |
住所 | ソウル市 鍾路区(チョンノグ) 世宗路(セジョンノ)1−57(孝子路<ヒョジャロ>12) |
住所(韓国語) | 서울시 종로구 세종로 1-57 (효자로 12) |
電話番号 | 02-3701-7500 |
営業時間 | 【平日】9:00-18:00 【土・日・公休日】9:00-19:00 ※入館は閉館の1時間前まで ※ミュージアムショップ・カフェ:10:00-22:00 |
休業日 | 毎週月曜日 ※公休日は開館 |
HP | http://www.gogung.go.kr/index.do |
アクセス | 地下鉄3号線景福宮(キョンボックン、Gyeongbokgung)駅 5番出口すぐ |
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