シンガポールへの入国

■日本からシンガポールまでのフライトは約6時間。直行便はシンガポール航空(SQ),日本航空(JL),全日空(NH),ユナイテッド航空(UA),デルタ航空(DL)の5社がある(2014年1月)
■シンガポールへの入国方法は3通りあります。飛行機でチャンギ国際空港から入国するだけでなく、マレーシアのジョホールバルから陸路、ハーバーフロント・クルーズ・センター、タナ・メラ・フェリーターミナルから船で入国する方法もありますがここでは日本から直接アクセスできる空路の説明をします。

滞在ビザ

■日本国パスポートで観光目的の入国には14日、もしくは30日間の滞在が許可される。入国審査官の判断、状況によるが通常一般的な観光の場合は30日間となることが多い。また、原則として帰りの航空券(オープンチケット可)が必要となる。
■パスポートは滞在予定日数プラス6ヶ月以上の有効期限が残っているもの

入国審査

■チャンギ国際空港に到着後、エスカレーターを降りて1階の入国審査(イミグレーション)へ。
入出国カードとパスポートの提示。滞在許可のスタンプがパスポートに押され、入出国カードの半券が渡される。この半券は出国時に必要なのでなくさないように保管すること。
■歩いて荷物の受け取りのあるレーンに出る。自分の飛行機の表示を探し、荷物が出てくるのを待つ。
■荷物を取り、税関(Custom)を通る。免税範囲を超えている場合は赤の表示の通関路、免税を超えてない場合は緑の表示の通関路へ。
■特にタバコの持込には大変厳しく、1本から課税対象(1本¢35.2、1カートンだと約$68)となり、申告せずに罰金を科せられるケースが多発しているので注意しよう。
■税関を抜けて自動扉を出ると到着ホールへ。自動扉はガラス張りなので出る前から到着ホールの様子、待っている人たちを探すことができる。現地ツアーガイドとの待ち合わせ、観光情報のパンフレットを入手したりしてタクシー、バス、地下鉄(MRT)を使って市内へ出よう。

出国審査

■チャンギ国際空港の出発ホール(Departure Hall)は空港の2階になり、それぞれの航空会社チェックインカウンターにて搭乗手続きをする。機内預け荷物にGSTの払い戻し対象商品がある際にはチェックインカウンター手前にあるGSTリファンド・カウンターで手続きを済ませること。
■チェックインを済ませ、出国審査(イミグレーション)へ。パスポートと入出国カードの半券を提出しパスポートに出国のスタンプを押してもらう。その先は免税店が並び、最後のショッピングを楽しめる。

消費税(GST)の払い戻し

■シンガポールは7%の消費税(Goods & Service Tax :GST)を加算している。旅行者(居住者は除く)は一定の条件を満たしていれば、購入商品にかかったGSTを還付代行会社の手数料を引いた額の払い戻しを受けることができる。
■GST還付の条件として16歳以上、シンガポール国民、永住権保持者ではないこと、過去6ヶ月以上にシンガポールで就労していないこと、過去2年間に365日以上シンガポールに滞在していないこと、購入後2ヶ月以内に国外に持ち出すことなどの条件がある。
■GST還付の代行会社は2つあり、それぞれ手続きが異なる。同一加盟店で1回の買い物につき税込み$100以上の場合(デパートではレシート3枚まで合算可能)に申請ができる。
■Premier Tax Freeプレミア・タックス・フリー
(http://premiertaxfree.com)購入時にGST還付手続きカウンターにて領収書、パスポートの提示。Premier Refund Voucherプレミア・リファンド・バウチャーを発行してもらい、必要事項の記入をする。空港内のGST Refund Counterリファンド・カウンターに商品、領収書、バウチャーを持って行き、税関印をもらう。
・還付方法はリファンド・カウンターそばのCash Refund Counterキャッシュ・リファンド・カウンターで還付を受ける。還付金は現金、銀行小切手、クレジットカード口座への振込みがある。
■Global Blueグローバル・ブルー
(http://www.globalblue.com)
購入時にパスポートを提示し、領収書とGlobal Blue Tax refunbd Checkグローバル・ブルー・タックス・リファンド・チェック(払い戻し申請書)をもらい、必要事項の記入し、Premier Tax Freeと同様に空港のGSTリファンド・カウンターで手続きをする。
■チャンギ国際空港のGSTリファンド・カウンターはターミナルにより場所が異なるが出国審査を終えた後の免税店エリアにある。

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