エリア:エフェス ジャンル: 古代遺跡
迫力ある二階建てのファサードを持つ図書館、今なお利用されている屋外大劇場、神殿へと続く大理石の道…。保存状態が良くまるで古代にタイムスリップしたかのような感覚に囚われる、エフェス遺跡。文化都市として華々しい歴史を辿ったこの都市は見どころが盛りだくさんなので、半日はあけておきたい。
エフェス遺跡
Efes Oren Yeri
■住所:Efes Oren Yeri Selcuk
■電話:(0232)892 6011
■時間: 8:00-17:00
■休日:なし
■料金:25TL
広大なエフェス遺跡の入り口は、南北に2箇所あります。北の入り口から入るのがポピュラーですが、南の入り口から入ると緩やかに坂を下りながら見学ができるのでおすすめ。
夏は日陰があまりないので、帽子や日焼け対策、飲み水などの用意はぬかりなく。
エフェス遺跡の象徴とも言うべき二階建てファサードの美しい壮麗なケルスス図書館。135年にアジア州執政官ケルススを記念して建設されたこの図書館では、かつて1万冊以上の蔵書を誇ったと言われています。
ファサードには知恵、学問、運命、美徳を表す4体の女性像が。
photo by tekrei
聖母マリア教会は、キリストの人性と神性を巡って議論が交わされ、ネストリウス派が異端となった、431年のエフェソス公会議の舞台となった場所です。現在は敷石といくつかの円柱、そして至聖所の一部が残されています。
photo by juglar del zipa
紀元前3世紀頃に建設され、演劇の公演や剣士と猛獣の戦いの見世物などが催された、市民にとっての集いの場。観客席は直径154mあり、約2万4000人を収容できたと言います。舞台部分から客席を見上げてみると、これも大迫力。
photo by simonjenkins' photos
ケルスス図書館と大劇場を繋いでいるのが、大理石のマーブル通り。道の下には下水道が整備されていたそうです。この道を歩いていると、人の足型がついた敷石が。これは娼館の広告で、足型の横には女の子と、お金のイラストが。この解釈は色々な説がありますが、この足型より小さい足の人は娼館に入れなかった、という説も。
photo by simonjenkins' photos
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