イエスの墓と信じられているところがエルサレムに2つあり、ひとつは聖墳墓教会。そしてもうひとつが旧市街北に位置する園の墓。
聖墳墓教会内にゴルゴダの丘があるが、ゴルゴダとはしゃれこうべ(どくろ)を意味し、園の墓から見える崖がどくろに見えることからここが本当のゴルゴダの丘という説がある。
いずれにしてもイエスは昇天したので、どちらの場所にもイエスの遺骸は存在しない。
「園の墓」の名の由来は、『イエスが十字架にかけられた所には、一つの園があり、そこにはまだだれも葬られたことのない新しい墓があった。』(ヨハネによる福音書19:41)から来ている。
現在は英国国教会が管理しており、イスラエルでは珍しいプロテスタント系の施設で、本屋やトイレもあり、案内してくれる園内スタッフもおり、観光施設として運営されている。
緑豊かで洗練された雰囲気の園内は、エルサレムの中で他とちょっと違う雰囲気の場所でもある。
■開園時間:8:30~12:00、14:00~17:30
■休園日:日曜
■入園料:無料
■HP: http://www.gardentomb.com/
写真:トリップアドバイザー提供
近隣情報