プエルト・マデロ地区はその昔、港や港湾施設が建っていた場所ですが、時を経て廃れていきました。1990年から地域の再開発がなされ、現在は高級ホテルやレストラン、お店が並びます。ラプラタ川に面しているので、運河の美しい夜景を楽しむことが出来ます。
そんなプエルト・マデロですが、実は通りには有名なアルゼンチン人女性の名前が付けられています。そんな、女性に馴染みのある地区を象徴するのが、このプエンテ・デ・ラ・ムヘール。その意味は「女性の橋」です。2001年に発表されたこの橋の独特なデザインは、世界的に有名なスペイン人建築家のサンティアゴ・カラトレーバによってデザインされました。デザインのイメージは、カップルがタンゴを踊っている様子です。600万ドルかけてスペインで生産された橋は、現在歩行者専用の橋として、街のシンボルになっています。
(写真:トリップアドバイザー提供)
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