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エリア:グラシア地区 ジャンル: 世界遺産 街並み・街歩き ガウディの作品
ガウディの重要建築物の中では、カサ・ビセンスが初めての彼のプロジェクトでした。レンガやタイルなどの工場を持つ実業家のマヌエル・ビセンスの依頼で1888年に完成しました、2005年にガウディの作品群ということで、世界遺産に登録されました。カサ・ビセンスはイスラム建築の影響を受けていて、その様子をうかがい知ることが出来ます。
カサ・ビセンスへお越しの際は、メトロ3号線「フォンタナ駅(Fontana)」で下車します。
出口を右に出て、まっすぐ進みます。
今歩いてる通りは、Carrer de Gran Graciaです。
1ブロックほど歩くと左手にこの通りがあるので、入りましょう。
この通りは、Carrer de Les Carolinesです。
少し歩くと、すぐに目につく建物が出てきます。これが、世界遺産のカサ・ビセンスです。個人邸宅のため、中に入ることはできません。
正面
横
門。グエル邸にも見られるような、鉄細工の細かさです。シュロの葉をイメージして作られました。
とても近くで見ると造りが面白く、ブロックのレゴのような断面図をしています。
バルコニーの形も丸みがあり、ユニークです。各バルコニーで、鉄の柵の模様が違うところにも注目です。
家の外のライトにも味があります。
窓を仕切るブラインドも面白いデザインです。
イスラム建築の影響を受けていたことを如実に感じさせるデザインです。
外観
元々隣に修道院があり、この修道院を覆うつる草に見立て、緑のタイルで建物を覆いました。
外観。この依頼人であり持ち主のマヌエル・ビセンスはレンガやタイル工場のオーナーであったため、彼の仕事への賛辞も込めてタイルやレンガが多く使われています。
窓の鉄格子。デザイン性に富んでいます。
敷地内には黄色の花々が咲いていたため、タイルにも黄色のヒャクニチソウをガウディはデザインしました。そして、このタイルはマヌエル・ビセンスによって生産されました。
個人宅のため、生活感を感じます。現在カサ・ビセンスは2700万ユーロで売りに出されています。
バルコニーの手すりは、コブラをイメージしたのでしょうか?
西洋風の彫刻もあります。
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