八達嶺へ向かう途中の険しい山々にそびえ立つ居庸関長城。北南に二つの関所があり、北にあるのが居庸関です。かつては北京北西へ向けた防御の要所として非常に重視されていました。明代以前は北京の最終防衛線であった為この付近の長城は幾重にも囲まれた複雑な建造が特徴的です。景色も大変美しい。「居庸疊翠(居庸関の濃い緑をたたえる美称)」と呼ばれ、清の乾隆帝は「燕京八景(※燕京=北京の事)」の一つとしてこの地を選びました。しかし急勾配の階段が続くため観光には注意が必要です。ちなみに「居庸疊翠」と書かれた石碑が関所にあったそうですが、現在は台座のみが残っています。
施設名 | 居庸関長城 |
住所 | 102202 中国北京昌平区居庸关 |
電話番号 | +86 10 6977 1665 |
入場料 | <夏>40元 <冬>35元 ※料金には居庸関入場含む、学生は証明書持参で半額 |
営業時間 | <夏>8:00-17:00 <冬>8:30-16:30 |
定休日 | 無休 |
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