ホーム > イスラエルの楽しみ方一覧へ > ワイナリーに行ってみよう
紀元前2000年よりワインが造られていたといわれ、土地柄的にはワイン造りに適しているイスラエル。ユダヤ教やキリスト教の儀式にも欠かせないものだが、7世紀のイスラム支配時代よりその製造は途絶えてしまった。
その後1000年以上の空白の時期があり、19世紀に入ってからユダヤの儀式用の「コシェル」のワインとして復活。
その後の1948年のイスラエル建国後は日常的にワインを飲む移民の増加もあり、1980年代より本格的な製造がスタート。ワインブームを経て近年ようやく世界で通用する銘柄が増えつつある。歴史的には長くて短い。
ワイナリーは国内北部を中心に大小200以上あり、ワイナリー巡りも楽しめる。
イスラエルならではのちょっと変わったワインもあるので、ワイン好きなら是非とも一箇所は訪れたい。
シリア国境も程近い北部はダルトン・エリア。この辺りにはワイナリーが多いが、ここでは日本ではなかなかお目にかかれないザクロを使ったワインを造っている。
リモン・ワイナリーは世界で初めてザクロ100%のワイン製造に成功したワイナリーで、10年かけて開発した「スーパー・ザクロ」を使用している。コンペの受賞歴もあり単なる変り種ではなく評価も高い。上品な甘さと香りが特徴。ザクロは美容と健康にもいいのでさらにオススメ!
標高3000フィートの玄武岩の高原にあるワイナリーでは試飲はもちろん工程を学ぶこともでき、楽しいひと時を過ごす事ができる。
基本情報
■住所:Moshav Kerem Ben, Safed
■HP: http://www.rimonwinery.com/homepage.html
■電話:04-682-2325
■営業時間:9:00~16:00(金曜9:00~15:00)
■休日:土曜
■入場:無料
■行き方:ティベリヤからならバス450でツファットという町まで行き、そこからタクシーなどで15分程度。
写真:トリップアドバイザー提供
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