ホーム > イタリア中部の楽しみ方一覧へ > サッカーセリエAを観戦!
国内スポーツの代表カルチョは、イタリア人の日常生活に欠かせないもの。1930年に誕生したセリエAは、世界中からの有能選手を集めた強豪チーム群。9月~5月のシーズン中の日曜には各市のスタジオが活気づき、チームの応援旗やユニフォームに身を包んだファンたちが熱気をもって観戦しに来る。直接スタジオに赴向くほかに、ファンたちの間で賭けをする”ファンタカルチョ”や個人で賭ける”トトカルチョ”などでもう一つのサッカーの楽しみ方ができる。歴代の代表選手が残し続けた大切な記録の一つに、1934年から2006年の間に達成した、4度のワールドカップ優勝がある。世界強豪国チームとして、これからの更なる飛躍が期待される。
国内で一番大きな、また世界で一番有名な名高いスタジオ。81,277席の収容を誇り、コンサートやラグビーの試合にも使用されている。1980年までサン・シーロ スタジオ(所在地域名)と呼ばれていた。
ジュゼッペ・メアッツァ スタジオ(Stadio Giuseppe Meazza)
Piazzale Angelo Moratti Milano
02 4879 8201
*中央駅からメトロMM1(赤)線でLOTTO駅で下車。バス49番で最終停留所で下車。
http://www.sansiro.net/
1899年に創立した、世界で一番優勝カップを獲得した強豪チーム。18回リーグ優勝、7回のチャンピオンズ・リーグ、3回のトヨタカップなど、トップレベルの成果を維持している。過去の名選手、マルディーニ、インザーギ、オランダのトリオマジコらを背に、新星本田選手の活躍が期待される。
1908年創立のミラノのもう一つのサッカーチーム。ミランと同レベルを保持し、ダービー戦では両ファンが観戦に燃え上がる。30年代にはスタジオの名でもある、ジュゼッペ・メアッツァが主将として活躍した。最近では、長友選手やエトオが注目の的だ。
2つの伝統あるチームのスタジオガイドツアーがメツァッツアスタジオで実施されている。それぞれのサッカーの歴史を追いながら、歴代のユニフォームやトロフィーなど、100年間の栄光をたたえた博物館。スタジオ内では、選手の更衣室や記者のインタビュー室、来賓席を含めたトリブーナなどが見学できる。
ミラン・インテル博物館(Museo di Inter e Milan)ジュゼッペ・メアッツァ・スタジオ内
Piazzale Angelo Moratti Milano
Tel 02 4042432
Fax 02 4042251
http://www.sansiro.net/
*メトロMM1(赤)線でLOTTO駅で下車。バス49番で最終停留所で下車。
開館時間:毎日10:00~17:00
*イヴェントのない時に限る。
入館料:・博物館+ツアー(30分ごと)
大人€14
20人~49人までのグループ€13
50人以上のグループ€11
14才未満、65才以上€10
6才以下無料
・博物館(ツアーが実施されないときのみ利用可)
大人€7
14才未満、65才以上€5
6才以下無料
改築後2011年に再オープンし、安全性かつ観戦に適した最新構造をもちいれた。41,
000席のスペースで、国内で8番目に大きなスタジオ。4000台収容の駐車場や20軒ものバールがあり便利。飛行機の翼をイメージしたスタジオの外装のデザインなどモダンなつくりである。
ユヴェントゥス スタジアム(Juventus Stadium)
Corso Gaetano Scirea 50 Torino
899 999 897
http://www.juventus.com/juve/it/stadio-e-museo/stadio
1894年創立。Fiatの創設者、アニェッリの所有するチーム。セリエA、トリノとスタジオを共有する。リーグ優勝29回と国内で一番の記録かつ、また世界で唯一全公式試合を勝ち取った。パオロ・ロッシやバッジョ、デルピエロらの名選手が活躍した。
100年間のユヴェントゥスの栄光の歴史をマルチメディアで紹介。館内は2つのセクションに分かれており、クラブの歴史と今日のチームの活動がみれる。ゴールの記録や試合が行われたスタジオ、トロフィースペースなど強豪チームの足跡をこよなく鑑賞できる。
またスタジオツアーに参加する人は、選手の更衣室や、通常入場禁止の場所が見学できる。
ユヴェントゥス博物館(Juventus Museum)
Via Druento 153/42(ユヴェントゥス スタジオ内) Torino
Tel 899 899 897
Fax 011 5119214
http://www.juventus.com/juve/it/stadio-e-museo
*メトロ:ポルタ ヌォーヴァ駅からメトロFermi方面行きの電車で Bernini駅下車。
*バス:上記駅から62、72,75
試合のある日はスタジオ直行バス”Navetta9”が運行。
・博物館
開館時間:10/1~3/31(冬時間)*夏時間は要確認
月曜10:00~18:00
水~金10:00~18:30
土日祭10:00~19:30
休館日:火曜(試合がない場合)、12/25
入館料:大人€12
16才以下、65才以上€10
6才以下 無料
・博物館+スタジオツアー
入館料:大人€99
16才以下€80
*お問い合わせ:
juventus.museum@juventus.com
*予約オンライン
https://www.listicket.com/ticketing/manifestazione/manifestazione.html?idMan=8302&gclid=CJ6Vl6j2hLwCFdQPtAodxyYAAQ
1953年に創立したスタジオは、1960年にはオリンピック開場として使用された。73,
261席を有する国内で2番目に大きなスタジオは、サッカーの試合のほか、コンサートや陸上競技大会にも利用される。地元のライバルセリエAチーム、ラツィオとのダービー戦はローマをさらに盛り上げる。
スタジオ オリンピコ(Stadio Olimpico)
Piazzale del Foro Italico Roma
06 36851
http://www.asroma.it/it/stadio/
セリエAでの古株チームは1927年に創立。主将トッティ率いるローマは、コッパ・イタリア9回勝利、また84回リーグ参加で3回優勝を果たした。世界サッカーランキングでは100位についている。1937年にアメデオ・アマデイが史上初15才9ヶ月の若さでデビューしたのは興味深い。
http://www.asroma.it/it/#
ワシのシンボルで有名なチームは1900年に創立。セリエA、Bと所属グループに揺れ動きがあるが、リーグ戦では2回の優勝を誇っている。重要なローマとのダービー戦では、熱いムードに街中が燃え上がる。過去における30年代の名選手、シルヴィオ・ピオーラはセリエAにおいて、ゴール274回の最高記録を残した。
http://www.sslazio.it/
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