ドローレス・オルメド美術館は、ディエゴ・リベラとフリーダ・カーロの作品が集まる美術館として知られています。ドローレス・オルメドはメキシコで成功した女性実業家で、社交家そしてディエゴとフリーダと親しい関係にあり支援者でもありました。そのことから、彼女が彼らの作品中に描かれることもあります。
この美術館には145ものディエゴの作品が飾られ、フリーダのものも25点あります。その他プレ・ヒスパニック時代の彫刻やポップ・アート、ディエゴの最初の妻であったアンヘリカ・ベロフィなどの巨匠の作品なども展示されています。フリーダ・カーロの作品は頻繁に海外へ貸し出されることは多いですが、見どころは多く市内でも最高の美術館の1つです。
博物館の外には広大な庭園があり、美術作品の他にもオアシスの要素も兼ね備えています。ここではクジャクが放し飼いにされていたり、メキシコ固有の犬、アステカ犬という珍しい犬も見ることが出来ます。アステカ犬はドローレス夫人がかわいがっていた名残を受け継いだものです。この犬は起源は3500年とも言われ、珍しい無毛の犬です。
毎週末野外でコンサートやイベントが行われるので、HPにてスケジュールをチェックしてみてください。
(写真:トリップアドバイザー提供)
世界でも有数のディエゴ・リベラ作品を所蔵するドローレス・オルメド美術館。
(写真:トリップアドバイザー提供)
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