明洞聖堂はフランス人のコスト神父が設計、監督のもと、1892年に着工しました。ゴシック建築を表す天に向かってそびえる塔は、高さ45mあり、建物自体は全て煉瓦で建てられています。教会前のイエス像を通り中に入るとステンドグラスの窓や大きな柱が、2階には聖歌隊の歌う場所とパイプオルガンも見えます。また地下には小聖堂があり、地下墓地には殉教者らの遺骸が安置されています。韓国で最初に作られたカトリック教会堂で、韓国のカトリック信徒にとって精神的シンボルともいえる重要な聖堂です。
また、クリスチャンが多い韓国では毎年盛大にクリスマスのミサが行われています。人々が手にキャンドルを持って頭にレースを載せて…幻想的な場面が見られます。見学する際は信仰の場であることを忘れずに、礼拝する信者の人々への配慮を持って見学するように注意しましょう。
明洞聖堂はこの史跡第258号に指定されています。外観は、装飾的な要素を排除した純粋なゴシック様式。大聖堂の平面は(上から見ると)ラテン十字架形になっており、本堂の高さは23m、鐘塔の高さは45mあります。
※写真:トリップアドバイザー提供
明洞聖堂では、毎日決められた時間に何度かミサを開催。主日である日曜日には、午前、午後それぞれ5回ずつ開かれます。
※写真:トリップアドバイザー提供
名称 | 明洞聖堂 / ミョンドンソンダン 명동성당 |
住所 | ソウル市 中区 明洞2街 1番地 |
住所(韓国語) | 서울시 중구 명동2가 1번지 |
電話番号 | 02-774-3890 |
営業時間 | 【事務室】9:00~21:00(火~金曜日、日曜日)、9:00~20:00(土曜日) |
休業日 | 月曜日(事務室) |
HP | http://www.mdsd.or.kr/ |
アクセス | 地下鉄4号線明洞(ミョンドン、Myeong-dong)駅 8番出口 徒歩8分 |
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