BALI~バリ島~

南国の島、バリ島!
バリ島はアジアで唯一赤道が通過するインドネシア共和国に属す、面積がおよそ5,633km²の島です。バリでは90%が「バリ・ヒンドゥー教」を信仰しており、人々はそれに基づく独特な慣習様式に従った生活を営んでいます。ヌサドゥアのような”リゾート特区”として開発されたエリアがあるなど、世界でも有名なリゾート地というイメージがある一方で、バリ島は特有の文化を持つ興味深い島です。

自然が豊かな場所も数多く存在し、ライステラス(棚田)やキンタマーニ高原、今だ謎が多く残る遺跡、透き通った海を持つ離島などは有名。東西に火山脈が走る島北部では、バリ・ヒンドゥーにおいて信仰の山とされるアグン山やキンタマーニ高原で知られるバトゥール山などの聳え立ち、壮大な景色が広がっています。

また、エステやスパが充実しており「アーユルヴェーダ(※古くからインドで受け継がれてきた伝統医学)」が受けれる施設も多くあります♪
その特有の文化と共に発展するバリに、ぜひ一度訪れてみませんか?

★バリ島の見どころ★

南部エリア

バリ島に訪れる人の多くはこの南部で過ごす事でしょう。
こちらは多くのビーチリゾートが集中する、いわばバリ島観光のメッカと言える地域です。一概に南部といっても場所によって雰囲気はガラリと変わります。
例えばバリ島一有名で賑やかなビーチ”クタ・ビーチ”がある「クタ&レギャン」や、ゆったりできるヴィラタイプのリゾートやお洒落なお店が点在する西洋人に人気の「スミニャック&クロボカン」、“イカン・バカール”というシーフードBBQが人気の「ジンバラン」、国家プロジェクトとして開発されたリゾート特区「ヌサドゥア」などなど様々です。国際空港もこの南部エリアにあります。

【クタ・ビーチ】
Jalan Pantai Kuta通りに面する、バリ島で最も有名なビーチです。海岸線は何キロにも渡り、北はスミニャックやクロボカン、南は空港方面へ伸びています。波が高い為サーフィンを楽しむ若者も多く、あちこちでレンタルボード屋が発見できる。こちらの見どころはズバリその素晴らしいサンセット!長い海岸線に沈む夕日は幻想的で美しいと評判です。

【ウルワツ寺院】
切り立った崖の上にあるウルワツ寺院。こちらではバリ島の伝統的な舞踏劇であるケチャと美しいサンセットを一度に楽しめる、バリ島でも特に人気が高いスポットの一つです。舞台をぐるりと囲むように並んだ野外席で迫力あるダンスをご覧いただけます♪

中央部エリア

自然豊かな内陸の避暑地、ウブドがあるエリア。南部と共に最も人気のあるエリアの一つです。バリ芸術が堪能できる「バリ島文化の中心地」として知られる地域で、木彫り、ガラス細工、鏡などの多くの工房があり、お土産の問屋街もここにあります。郊外にあるライステラス(棚田)、遺跡や歴史ある寺院などは必見です!

【テガララン ライステラス】
テガララン村という小さな村にあるライステラス(棚田)。南北に走る川沿いに作られたその棚田は東南アジアならではの風情がたっぷり!2014年には世界遺産にも登録されさらに知名度を上げています。村の近くに位置する問屋街では、お土産を安く手に入れれますよ♪

【グヌン・カウィ】
グヌン・カウィは11世紀に造られたバリ島最大の石窟遺跡です。駐車場から参門までの長い階段を降りる途中からはパクリサン川やライステラスが見えたりと、バリならではの美しい景観が広がっており素敵。そんな中に高さ7mものチャンディ(石造りの霊廟)がどーんと在ります!切り立った崖を直接切り出しており迫力は満点!但し途中に片道350段もの階段がありますので、訪問は体力がある人の方がおすすめです♪

北部エリア

北部は”壮大な景色”を観るのにもってこいなエリア!
こちらにはバリ・ヒンドゥーにおいて信仰の山とされるアグン山やキンタマーニ高原で知られるバトゥール山があります。アグン山すぐにはバリ・ヒンドゥー教の総本山「ブサキ寺院」が位置し、アグン山をバックにしたその姿は風光明媚で美しいと定評アリ。キンタマーニ高原では食事が取れるスポットがあって、その高原からバトゥール山とバトゥール湖(対岸にはバリ・アガのトルニャン村が位置)を観ながら楽しめます★
ちなみに、バリ原産のキンタマーニ犬という品種が生まれたのもここにあるキンタマーニ村です。

【キンタマーニ高原】
”時間がある晴れた日”にぜひ訪れたいスポットといえばこちらです!広がる青空、白い雲、眼前のバトゥール山、バトゥール湖...バリ中心部からは1~2時間ほどかかりますが一度は見たい絶景がそこにはあります。景色をみながら食事を摂れるところも多く、ゆったり楽しめることでしょう。

【ウルン・ダヌ・ウラタン寺院】
バリ島中部、ブドゥグル地区のチャンディクニン公園内にあるヒンドゥー教の寺院。ブラタンという湖の中に造られている珍しい寺院で、その姿はまるで水に浮かんでいるかのよう。11層からなるメル(重層屋根の塔の事)は小ぶりですが、幻想的な景色による支持は大きいです。

西部エリア

大自然を満喫したい方にオススメの大自然系リゾート!
中央部エリア同様自然豊かなエリア。島で唯一の国立公園「バリ西部国立公園」が地域のほぼ半分を占め、すぐそばには手付かずの自然が残った無人島「ムンジャンガン」が位置しています。広大なサバンナやマングローブ、透き通った海の豊富なサンゴなどが広がり、ダイビングやシュノーケルが楽しめます。温泉が出るエリアでもあり、中には温泉プールを併設したホテルもあります。

【バリ西部国立公園 / ムンジャンガン島】
バリ西部国立公園はバリの西端にある、750㎢以上もの敷地を占めるスポット。1984年に広大な熱帯雨林を持つ場所として国立公園に指定されました。敷地内のサバンナ、マングローブの沼、透き通る海には珍しい野生動物も数多く生息しています。野鳥は約200種にも及びますのでバードウォッチングにも最適!ムンジャンガン島は自然そのままの無人島であり、ダイビングやシュノーケリングスポットとして有名。ウブド等とはまた違った自然をたっぷり満喫できるエリアです。

東部エリア

年々人気が高まる東部エリア。
塩田が広がる静かな漁村「アメッド」や、カジュアルなリゾートタウン「チャンディダサ」が位置しています。華やかな南部エリアとはまた趣が異なり、静かで綺麗な海を求める観光客に人気がある地域です。海の向こうに「ペニダ島」を臨みながらゆったりしてみましょう。

【ティルタ・ガンガ(水の離宮)】
南部の賑やかなバリも良いけれど、ティルタ・ガンガでゆったり過ごすのもどうでしょう?ティルタ・ガンガという名称は「ガンジス川の聖なる水」という意味。元々はアムラプラ(バリ島東部の町)の王様が作った離宮であり、内部は湧き水で満たされた池、池に置かれた飛び石、石造、祠などでバリらしい美しさが感じられるスポットです。プールでは沐浴しも可能★

【シデメン】
彼方にアグン山が見えるライステラス(棚田)!シデメンとは丘陵地帯ある村のこと。背後にアグン山が聳え、一面には青々とした田んぼ、ヤシの木など美しい田園風景が広がっています。お店やレストランなどはほとんどなく、観光地と離れていることからシーズン時でもあまり多くの人が訪れません。観光地での喧騒と離れてゆったりしてできるスポットです。

バリ島の離島

美しい海でマリンスポーツを...と言う方は離島はいかが?
実はビーチリゾートとして名高いバリ島ですが、周辺諸島は透明度も上がりより綺麗な海が広がっているのです!バリ島には前述の西部のムンジャンガン島のほかにも、東沖に「レンボンガン島」、「セニンガン島」、「ペニダ島」という3つの島があります。中でも観光客が多く訪れるのが「ムンジャンガン島」。アクセスも本土の幾つかの港から船が出ており、島内には宿泊施設もありますのでゆったりと過ごせますよ。

【レンボンガン島】
本土から12km先の距離しています。幾つかある小島の中で特に観光客が訪れるのがこの「レンボンガン島」です!素朴な漁村が点在しており、美しいサンゴ礁がぐるりと島を囲んでいる。島ではやはりマリンスポーツがお勧めですが、美しい海を見ながらのんびり...という楽しみ方もオススメ!島東部は野生のマングローブの森が生い茂っており、各会社によるツアーに参加すれば森までサイクリングも可能です★

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