エジプト~Egypt

「エジプト」といえば日本人には古代遺跡が多数現存している国として歴史好きのみならずロマン溢れる国と思われている方は多いのではないでしょうか?一生に一度はピラミッドを見たいと思われている方も多いはず!
エジプトにはピラミッド、スフィンクス、アブ・シンベル神殿・・・見どころが満載の人気の観光地の1つです!
五千年以上の悠久の歴史を誇るこの国ですが、近代においては東西の大国の狭間で揺れ動いた一方で、イスラエルと国交を持つ数少ないイスラム国として中東和平の安定に大切な役割を果たしてきました。文化、芸術、学問においてもアラブ地域最大の人口を抱えるカイロは常にこの地域での先進を担ってきました。
エジプトはどこに行っても魅力にあふれ1度訪れたら虜になってしまう魅力的な国です。


★☆おすすめエリア・見どころ☆★

カイロ~Cairo

カイロはエジプトの首都で2014年現在、世界第17位の都市圏です。アフリカ、アラブ世界で最も人口が多い都市としても知られています。
地中海の香りと東洋の魅力をミックスした都会的な都市で、ファラオ王朝、ギリシャ・ローマ時代、キリスト教及びイスラム教の歴史的建造物が共存する魅力たっぷりの町です。
そしてなんといっても温かく親しみのあるエジプト人は伝統的な客をもてなす歓待心に溢れています!


【カイロタワー】
中州にあるタワー。高さは187mで、上の展望台からは、カイロ市街やギザのピラミッドなども見渡せる。回転式のレストランなどもある。撮影可(フラッシュ撮影可)。


【エジプト考古学博物館】
エジプト各地から発掘された、考古学上とても価値が高い展示品が集まる。1902年に開館した、エジプトを代表する老舗の博物館。中でもツタンカーメンの黄金のマスク(写真)は、とても人気があり、展示室には人だかりができる。かつては撮影ができたが、現在は不可。


【コプト博物館 】
コプト教に関係のあるモザイク画や彫刻、コプト織などが展示されている。撮影不可で、カメラやビデオカメラは入口で預ける。


【ムハンマド・アリ・モスク】
ムハンマド・アリ(Muhammad Ali Pasha、محمد علي باشا)とはムハンマド・アリ朝の創始者で、エジプトの近代化に尽力した人物。この寺院はイスタンブールの寺院を意識して造られ、1857年に完成した。巨大なドームと鉛筆を彷彿させる2本の高いミナレットを持ち、エジプトのほかの寺院では見られない独特のものである。内装が豪華ですばらしい。高台にあるため、寺院からカイロの風景が一望できる。撮影可(フラッシュ撮影不可)。



ルクソール~Luxor

世界遺跡のほぼ3分の1がある、まるで世界最大の野外博物館のような街「ルクソール」!
ルクソールはカイロの南670kmにあり、紀元前2100年から750年まで宮殿都市でした。日が昇る方角であるナイル川の東岸には、カルナック神殿やルクソール神殿など生を象徴する建物が、日が沈む方向のナイル川西岸には死を象徴する、王家の谷や王妃の谷などの様々な遺跡は今なお世界中の多くの観光客を魅了しています。
市内にある遺跡の多くが、古代都市テーベとその墓地遺跡 として世界遺産に登録されており、ルクソールはエジプト観光には欠かすことのできない素晴らしい街です★

【ルクソール神殿】
カルナック神殿とはかつて参道によって結ばれており、そこに立っていた2本のオベリスクのうち片方はパリのコンコルド広場に立っています。中庭や列柱廊などの見所が満載です。

【カルナック神殿】
カルナック遺跡にはアムン大神殿、モンツ大神殿、ムート大神殿などいくつかの神殿に分かれていますが、そのうち最も大きい神殿がアムン大神殿です。神殿の名前はエジプトの神々の1つアムン神からきていて、新王国時代にまつられていました。ラムセス2世の巨像や列柱、池などが残っています。入り口左は野外博物館になっており、神殿からの出土品などが展示されています。夜になるとピラミッドのような音と光のショー(Sound and Light Show)が開催され観光客から人気があります。(火曜日には日本語のショーもあります)

【ルクソール博物館】
ルクソール周辺に集まる遺跡からの出土品を展示しています。重要なコレクションが多く、新王国時代のものが中心で、ほかにもローマ帝国時代などの展示もあります。

【家の谷】
新王国時代のものが残っている谷。これまでに60以上の墓が発見されています。うち見学できるのは十数カ所。中でもツタンカーメンの墓は特に有名です。

【ハトシェプスト女王葬祭殿】
トトメス3世の摂政からファラオになった女王の葬祭殿。第1テラスから第3テラスまで段になっていて、一番奥には岩窟至聖所があります。内部にある、壁画を見ると当時の様子がよくわかります。



アレクサンドリア~Alexandria

エジプトの第二の都市「アレクサンドリア」。カイロの北西208キロ、車で3時間の距離にあり、「地中海の真珠」と称えられている美しい街です。
アレクサンドリアの街はクレオパトラとアントニーとの激しい恋の舞台となったことでも有名です。紀元前331年にアレキサンダー大王によって 彼の王国の首都として築かれたこの町は、その後7世紀にわたり、世界最大の図書館を擁する古代世界の学術の中心として、ギリシャ・ローマ文明の最前線で輝きを放ったこの街には多くの観光スポットが点在し、観光客からも注目を集めている人気エリアです。

【ローマ円形劇場】
ここには、大理石でできた800人収容の観客席や古代戦車軍団を応援している人々を描いた壁画、モザイク状の床がある2つの広場などがあります。

【カイトベイ要塞】
カイトベイ要塞はアレキサンドリアの東湾の付け根に位置しています。もともとは、紀元前280年頃貿易都市として栄えていたアレクサンドリア沖のファロス島に建てられた巨大な灯台でしたがアレクサンドリアの灯台は14世紀の大地震で崩壊してしまいました。その跡地に大灯台の建材を再利用して建てられたイスラム時代の城塞がカイトベイ要塞です。

【ポンペイの柱】
ポンペイの柱は西暦292年に建てられたものでアレクサンドリアの数少ない遺跡の1つです。丘の上に、高さ27m、円周は8mもある巨大な柱がそびえたち、柱の前には小さなスフィンクスが1対座っているとても不思議な空間です。

【新アレクサンドリア図書館】
新アレクサンドリア図書館は古代アレクサンドリア図書館の喪失から1500年以上経った2001年8月1日、アレクサンドリア市北部のかつて図書館があったとされる場所に再建された図書館です。多様な文化的伝統とこの図書館設立の精神を象徴して、建物全体が世界中のほぼすべての言語で埋め尽くされているのが特徴的です。

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