注意したいこと

他の国にはない特殊なことが多いイスラエル。
トラブル無く観光するために、いくつか注意事項をまとめました。

出国時はちょっと面倒

イスラエルから空路で出国時はちょっと面倒で、テロ防止のセキュリティーの意味で通常30分~1時間程度、英語の口頭、または日本語文章提示による質問で誰に会ったか、どこに行ったか、何か受け取ったかなどなどいろいろ質問されます。
あらかじめ日記をつけるかんじで記録をとっておけば楽かもしれない。
さらに荷物チェック、ボディーチェックなど行われる場合もある。気分がいいものではないが意味を理解し協力しよう。
なので、空港には早すぎるくらいに到着したい。3時間前には空港に到着するようにとの要請もある。
簡単な質問だけであっさり通過できたり、状況に応じて個人差もある。

イスラエルの後にアラブ諸国に行く場合

アラブ系の国の中にはイスラエルの入国スタンプがあると入国できない国がある。
シリア、レバノン、イエメン、スーダン、イラク。
上記の理由から2013年1月から、イスラエルの入国スタンプはパスポートに押されなくなり、別紙に押してくれるようになった。
ただし、陸路でエジプト及びヨルダンに入出国するとそこで経路が判明し、イスラエル入国の証拠が残るので、イスラエルの後に上記のアラブ諸国に行く場合は注意をしたい。

写真撮影

軍事施設は撮影は禁止されている。
兵士等も珍しいのでつい撮影したくなるかもしれないが、無許可でカメラ等を向けると不審者として拘束・逮捕されたり、カメラ、撮影機器等を没収されることがある。撮影する場合には、必ず事前に関連部署から許可を得る必要がある。
正統派のユダヤ教徒やアラブの女性など、なかには写真を撮られることを嫌う人もいる。
宗教施設も場所や時間帯によっては写真撮影が禁止される場合もある。
スマートフォンなどでSNSがてら写真をついつい撮ってしまいがちだが、注意をしたい。

宗教的な施設でのマナー

各施設によって違いがあるが、基本的には肌の露出は避ける服装で。
飲食や喫煙はしないほうがよい。

テロの警備

各施設に入るときなど荷物チェックが厳しいので協力しましょう。
バッグを放置してると爆弾と疑われるので常に手元に置くように。

休日

ユダヤ教はシャバットの金曜、土曜。
キリスト教は日曜。イスラム教は金曜がお休み。
エルサレムなど各宗派が混在する街は店舗ごとに休日がそれぞれ違う場合も。
さらにそれぞれの祝祭日もあるのでそれを踏まえてプランを立てたい。



Photos by Pablo Taking Pictures http://www.flickr.com/photos/pbmarkin/, nborun http://www.flickr.com/photos/13825417@N00/

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