イタリアの気候

日本のように四季があり、また国土も北から南へとのびる地形です。南ヨーロッパに位置し、地中海気候に恵まれた大地は、オリーブや柑橘類など豊富な栽培物を生産しています。

3月の下旬からサマータイムが始まると、日もさらに長く、暑くなり、5月には人々はぼちぼち日光浴へとビーチへ出かけます。日中と夜の気温差があるので外出にはカーディガンや薄手のジャケットがあると便利です。

イタリアの夏の太陽の陽射しは暑く、40度になる日もめずらしくありません。幸い湿気が少ないので、平年並みの気温ではクーラーや扇風機は逆に不快に感じるときがあります。特にリグリーア海、ティレニア海沿いの地域は乾燥し、北部のパダノ・ヴェネタ平野では比較的湿気があります。

特に北部では深い霧がでます。一日中霧の晴れない日もあり、湿気も多くなります。天気のいい日は紅葉した公園を散歩したり、栗拾いも楽しいものです。一方南部では晴天が続き、シチリア島では海水浴シーズンが続きます。全体を通して秋の天候は不安定で暴風雨による山崩れや洪水もこの時期に起こります。

木々の葉も落ち、アルプス山脈やアペニン山脈はもちろん、平地にもに雪が降ります。夜間は氷点下になり、南部を除き日中でもかなり冷え込みます。霧も頻繁にでて、どんよりとした天気が続きます。

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